リズムダンス(RD)7位の村元哉中(29)高橋大輔(36)組(関大KFSC)は95・65点、合計160・24点で9位だった。。

序盤からリフトなどで最高難度のレベル4を集めたが、演技終盤に高橋が2度の転倒。ダイアゴナルステップとコレオグラフィックリフトで体勢を崩した。フィニッシュポーズを終えると、高橋は呆然。村元が声をかけながら励ます姿があった。

高橋は「いつもより僕の中では足にきてなかったんですけど、ちょっと転倒してしまってから、ちょっとぷつんと切れてしまって。まさか、最後まで集中力が続かなかったっていうのはあるかもしれないですね」と振り返り、村元は「すごい前半は良かったと思いますし、ワンフット終わって、スライド終わって、スライドもすごいうまくいったから、これいけると思ってたので。ミスはもう仕方ない。全然大丈夫です」とうなずいた。

会場は標高1800メートルを超える高地にある。各選手が酸素の薄さを口にしていた。RD後に高橋は「練習中はそこまで感じなかったけれど、本番はいつもと違う疲れ。そこは標高(の高さ)なのかな」と体の感覚を明かし、村元は「絶対にきついのは覚悟しています」と述べ、この日に臨んでいた

結成3季目の2人は、昨年12月の全日本選手権(大阪)で初優勝。来月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)代表にも決まっており、前哨戦の4大陸選手権で強豪の北米勢に挑んでいた。