東レアローズは、堺ブレイザーズに2-3で競り負けた。試合前までは4位だったが、パナソニックパンサーズがウルフドッグスに3-0で勝利したため5位に転落となった。

第1セット(S)は、オポジットのパダル・クリスティアン(26)らに球を集めて先取。第2Sも序盤にリードを広げて13-6としたが、流れをつかみきれず19-20と逆転され、そのまま23-25で落とした。

第3Sを25-14で奪って、第4Sで13-25。セットカウントを2-2で迎えた最終Sは、序盤リードを許したものの、6-8から4連続得点で逆転に成功。それでも、最後は相手の攻撃に対応しきれず14-16で落とし、敗れた。

篠田歩監督(43)は「サーブで攻めて崩す戦略は、ある程度はまった」としつつ、相手の鋭いサーブに苦しみ「サーブレシーブを調整していきたい」と修正点を明かした。

同チームは、最近10試合で7勝を挙げていた。終盤で勝利数の並ぶ相手に敗れたが、篠田監督は「ここまでやってきたスタイルを突き通せるかがポイントになると思う。ここで落ちずにやっていく」と誓った。

12日、同所で同じ相手と再び相まみえる。ここまで総得点トップのクリスティアンは「相手に上回ってた部分もあった」。惜敗に終わった結果を「熱くなりすぎた」と反省し、次戦へ気持ちを新たにした。