アランマーレ秋田がトヨタ紡織に55-81と完敗し、5連敗。今年の目標に掲げていたプレーオフ(PO)進出が完全に断たれた。

11日第1戦の悪い流れをそのまま引き擦った。前日は第4クオーター(Q)に30失点。この日は前線からのプレッシャーとリバウンド、3点シュート(3P)を簡単に打たせないをテーマに試合に臨んだが、肝心の第1Qに25失点。早くも19点のビハインドを背負った。第2Qからは両軍最多16得点の北川愛理(24)を中心に反撃を試みたが、試合をひっくり返すまでに至らず。

小嶋裕二三ヘッドコーチ(55)は「シュートの成功率、大事な場面での決定力の差は明白。これでプレーオフの道が断たれ、応援していただいた方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメント。平松飛鳥主将(28)も「プレーオフ進出を目標にしていただけに残念で悔しい気持ち」と語り、18、19日に控える今シーズン最終戦の富士通戦に向け、「それぞれが自分の役割を全うし、今シーズンの集大成を見せられるよう、機動力と3Pというアランマーレらしいバスケットをしていきたい」と意気込んだ。最後に意地を見せ、今シーズンを締めくくる。