ラグビー「リーグワン」2部で酒席トラブルにより無期限活動停止中の日野レッドドルフィンズは31日、4月以降にチーム活動を順次再開すると発表した。

今季は全試合を辞退し、来季の3部降格が決定。3月16日には日本協会から「けん責処分」が通達されていた。日野は「まずはチームに対するガバナンス強化、および選手・スタッフの意識改革をしっかりと進める」とした上で、4月以降、社会奉仕活動などからチーム活動を順次再開する。

今回の件を理由としたプロ選手の契約解除や不更新、社員等の解雇はないとし、志賀得一部長は「並行して再発防止策を確実に実行することで、選手・スタッフの意識改革ならびにインシデント対応を含めた組織課題についても対応を進めてまいります。多くの皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことに対し、心よりおわび申し上げます」とコメントした。

またこの日、22年度での退団選手とスタッフを発表。箕内拓郎ヘッドコーチ(47)らスタッフ19人、15年W杯日本代表フッカー木津武士(34)ら選手10人が退団することになった。