柔道の全日本選抜体重別選手権は1日、福岡国際センターで男女7階級を実施し「古賀3きょうだい」が同時出場した。

92年バルセロナ五輪金メダルの故古賀稔彦さんの長男で、男子73キロ級の颯人(慶応高教)、次男で同60キロ級の古賀玄暉(旭化成)、末っ子で女子57キロ級の古賀ひより(パーク24)が国内最高峰の大会で、そろい踏み。3月24日の命日から8日、いずれも準決勝までに敗れ、颯人は「3人で同じ日に出られたのはうれしいが、自分が優勝したい気持ちが強かった」と振り返り、玄暉も3連覇を逃し「まだまだ強くならないと」と悔しがった。