カーリング男子日本代表がトルコとの1次リーグ初戦に臨み、4-3で白星発進を決めた。

互いに譲らず、前半の第5エンド(E)までを1-1で折り返した。

後半はリードを許したものの、2-3の後攻第10Eに2点のチャンスを形成。ドローショットをハウスの中心に寄せれば勝利が決まる状況だったが、スキップ柳澤李空の投じたストーンは減速せず、このエンドは1点にとどまった。

日本代表は先攻で延長の第11Eを迎えたが、辛抱強くNO・1ストーンを配置。このエンドで1点をスチールし、逆転勝利を飾った。

サード山口剛史が大会前に「初戦は弱みでもあり、入りがよくないという課題もある。しっかりと氷を読み、対戦相手というよりは自分たちにフォーカスしたい」と意気込んでいた通り、粘り強く勝利をつかんだ。

今大会は計13チームが参加し、1次リーグは全チーム総当たり方式で行われる。日本代表は2日(日本時間)からの7日間で12試合に臨み、上位6チームが8日(日本時間)以降のプレーオフへの出場権を手にする。

白星スタートの日本代表は、3日午前3時(日本時間)から韓国との1次リーグ第2戦に臨む。