スピードスケート女子で22年北京五輪(オリンピック)1000メートル金メダルの高木美帆(28)が17日に都内で記者会見に臨み、美容室向けヘアケアブランド「TOKIOインカラミ」所属になることを発表した。

黒のスーツ姿でマイクを握った高木は「あらためて(22~23年シーズンの)1年間、新しい環境でスケートに取り組んでみて『(26年)ミラノ(・コルティナダンペッツォ)の五輪に向かっていきたい』と強く感じた。心機一転という気持ちもありますし、それに向かっていくためにTOKIOインカラミさんのお力をお借りしていきたい」と思いを口にした。オランダ出身のヨハン・デビット・コーチとの強化を継続し「私らしく、常に力強くいられるスケーターでいたい」と言い切った。

TOKIOインカラミはアスリートとのスポンサー契約や各スポーツ大会へのサポートを行っている。スノーボード部には22年北京五輪男子ハーフパイプ金メダルの平野歩夢(24)、スケート部にはフィギュアスケートで3月の世界選手権に出場した渡辺倫果(20)らが所属している。【松本航】