初出演となったアイスダンスの高橋大輔(37=関大KFSC)が、子ども世代? との共演を楽しんだ。

村元哉中(30)と大トリで「ラヴ・ゴーズ」を演じ、第1部終了後にはプレゼント抽選会に参加。司会者から「圧倒的最年長」と紹介されると「(自分の)子どもでもおかしくない子と滑ることで、楽しませてもらっています」と笑わせた。

アイスショー「ブルーム・オン・アイス」は、世界へ羽ばたくことを夢見る木下アカデミーの選手たちが輝く場となることを願い、21年に初開催された。今回の出演メンバーの最年少は22年全日本ノービス選手権のノービスB(6月30日時点で満9~10歳)を制した金沢純禾(すみか、11)で、高橋とは26歳差となる。

高橋は今季、世界選手権でアイスダンス日本勢最高タイの11位と躍進。少年時代を「僕たちが小さい時はこういったアイスショーに出られることがなかった」と思い返し「『長く続けてほしいな』というのが一番です。頑張ることを楽しむ経験をたくさんしてもらえたら…」と後輩たちの未来に思いをはせた。【松本航】