フィギュアスケート女子で昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルを制した三原舞依(23=シスメックス)が2年連続の「カナダ短期スケート留学」を行う。

日本スケート連盟による表彰祝賀会で優秀選手を受賞した26日、「5月にトロントにまた行くので、そこでしっかりプログラムを仕上げて、いろんなものを吸収して帰ってこられたらな」と見据えた。

来季はショートプログラム(SP)、フリーともに新プログラムに変更する予定で、約2週間をカナダで過ごす。「いろんな経験ができてると思うので、その経験っていうのをしっかり込めたプログラムにしたい。すごくワクワクした気持ち」と心待ちにした。

今季はGPシリーズで優勝を重ねたが、シーズン後半に課題も残した。3月の世界選手権は5位。「本当に最後の最後に苦しくなった時に出し切る力っていうのを、もっと身に着けたい」「スケジュール的にもたくさん試合に出させていただいて、最後のところで1歩届かなかったっていうところがすごく悔しい部分でもあったので」と総括した。