14歳の張本美和(木下アカデミー)が21年東京オリンピック(五輪)代表の平野美宇(23=木下グループ)を4-2で下し、準決勝進出を決めた。「まさか勝てるとは思わなかった」と驚きを交えた笑みをこぼした。
24年パリ五輪のシングルス選考会を兼ねた「全農CUP 平塚大会」で、1回戦から2試合続けてストレート勝利。準々決勝では1-2と先行されながらも、第4ゲーム(G)をジュースの末に13-11で奪うと、第5Gを11-8、第6Gを11-7で制し、勝利を手にした。
張本は4月下旬のWTTスターコンテンダーバンコクで欧州2冠女王にストレート勝ちするなど、確実に力を伸ばしている。その成長を支えるのが、どんな時も諦めない姿勢。「昔の自分だったらすぐに諦めていたんですけど、どんなに点差を離されて、リードされても、新しく戦術を組み立てることが意識できています」。平野との対戦で劣勢になりかけた時も、強打でコーナーを突き、流れを引き寄せた。
女子シングルスのパリ五輪代表2枠を争う選考レースでは、大会前の時点で9番手以降につけている。4強入りしたことで、すでに70点以上の上積みに成功。ただ、狙っているのは頂点だ。
「上位にいくと得点も高くなる。もちろん、目標は優勝」
準決勝の相手は、球をことごとく拾うプレーが持ち味の佐藤瞳(25=ミキハウス)。カットマンにも恐れることなく、挑んでいく。
◆今大会で加算される選考ポイント
1位=100点、2位=90点、3位=80点、4位=70点、5位=60点、6位=50点、7位=40点、8位=30点、16強=20点、32強=10点
◆今大会前の選考レースの順位
1位 早田ひな(232・5点)
2位 木原美悠(162点)
3位 平野美宇(147点)
4位 伊藤美誠(135・5点)
5位 石川佳純(128点)
6位 長崎美柚(108点)
7位 芝田沙季(107点)
8位 佐藤瞳(95点)


