自動車レース「スーパーGT第3戦」の決勝レースが4日、三重・鈴鹿サーキットで行われ、クラッシュの発生で、レースは赤旗終了となった。

クラッシュが発生したのは、77周で行われる予定だったレースの終盤、59周目。シケイン手前で、松田次生(43)の23号車ニッサンZが、松浦孝亮(43)が乗る87号車ランボルギーニと接触し、両車は大破した。

松浦は自力でマシンから脱出。松田はドクターヘリで病院へ搬送された。救出当時、松田の意識はあったといい、チームによると「大きな損傷はない、深刻な状態ではない」という。

事故現場を確認すると、ガードレールやタイヤバリアーなどが大きく損傷。赤旗中断したレースは、再開されることなく、そのまま終了した。