西日本アメリカンフットボール協会の古川明(ふるかわ・あきら)副会長が7月30日午前10時39分に、肺炎のため兵庫・尼崎市内の病院で亡くなった。関西学生アメリカンフットボール連盟が2日、発表した。92歳だった。通夜、告別式はすでに近親者のみで行われた。

古川氏は関学大時代に甲子園ボウルに出場し、2年連続で大学日本一を達成。卒業後は米デンバー大学に留学して競技への知識を深め、帰国後には、自身の経験を生かして関西連盟の活動に携わるようになった。関西でのアメフト人気の礎を築いた。

これまで、関西学生アメリカンフットボール連盟の専務理事や理事長、そして日本アメリカンフットボール協会の理事長や顧問などを歴任。長きにわたって、競技の普及・発展に尽力してきた。