バスケットボール男子の日本代表主将で新発田市出身のPG富樫勇樹(30=B1千葉J)が14日、故郷の新発田市カルチャーセンターで同市のミニバスケットボールチームに所属する小学生男女計9チーム、90人を対象にクリニックを行った。

約1750人の観客と県内外から報道15社が集まる中でのクリニック開催。ドリブル、シュートなど行う参加者の間を回り、小まめに声をかけた。クリニックを手伝った開志国際高男子メンバーとともに、5対5のミニゲームも行った。

クリニック前には19年から務めている新発田市スポーツ大使の任期継続のセレモニーが行われた。二階堂馨市長(71)からW杯での活躍を「主将としてしっかり指示を出していた」とねぎらいを受けた。富樫は「新発田市、新潟県の皆さんの応援が力になりました」と感謝を述べ、「W杯、五輪に出場する選手がここから出てくるとうれしいです」とメッセージを送った。