アジア大会(中国・杭州、23日開幕)バスケットボール男子日本代表の川島悠翔(18=NBAグローバルアカデミー)が18日、都内で取材に応じ、意気込みを語った。

ワールドカップ(W杯)での日本代表の活躍を力に変える。「河村選手や富永選手ら若い世代の活躍を見て、自分ももうすぐその舞台に立つ自覚が目覚めた。同じ舞台に降って歴史をつくりたい」と力を込めた。

国内の強豪、福岡大大濠高を今春中退。オーストラリアに渡り、NBAによる総合的な若手育成プログラム「NBAグローバルアカデミー」で研さんを積む。

W杯中はオーストラリアでは日本戦の映像をほとんど見ることができず、インターネットで文字による得点経過を追いながら興奮していたという。

アジア大会で指揮を執るコーリー・ゲインズ監督は「力強くアタックが良くなっている」と川島の成長を口にする。将来の夢はもちろんNBAプレーヤー。その目標に向かって、フル代表デビュー戦となるアジア大会で存在感を示す。