三宅星南(21=関空スケート)が、SP78・82点を記録し首位発進とした。

「大きなミスなく終えられて良かった。楽しく滑ることができました」。

演技後には腰のあたりで両手ガッツポーズ。喜びを表現した。

全体7番目に登場した三宅は、ウエストサイド物語の「マリア」を演技。3回転フリップ、トリプルアクセル(3回転半)を降りて、ルッツ-トーループの連続3回転も着氷。リンクサイドに立つ長光歌子コーチと高橋大輔氏も、曲に合わせて首を縦に振り、楽しみながら滑る姿を見守っていた。

フリーは28日。

2位は77・30点で佐々木晴也(20=京大)、3位は70・05点の杉山匠海(20=岡山大)だった。