男子の開志国際が快勝で2連覇を決めた。決勝リーグ2勝同士の頂上決戦。ともに全国高校選手権(ウインターカップ)出場を決めているライバル帝京長岡に78-63で勝利。ウインターカップ連覇への1歩を踏み出した。昨年のウインター杯決勝の福岡第一戦で4連続3点シュートを決めて注目されたSG平良宗龍(2年)がチーム最多の21得点をマークした。女子の開志国際は決勝で新潟中央を93-68で下し、創部以来の10連覇で全国切符を手にした。
平良がスコアを重ねた。決勝リーグ最終戦。21-13で迎えた第2クオーター(Q)の立ち上がりだった。迷いなく決めた3点シュートを挟み、3連続ゴールで一気に7点を積み上げた。21得点はチーム最多。それでも満足しないところがエースの真骨頂だ。「追い上げられた終盤に決められなかったのが課題」と2年生SGはライバル帝京長岡に快勝しても自分には厳しかった。
昨年のウインターカップ決勝で4連続3点シュートを決め、一躍“時の人”になった。1年時の2月にはB1琉球の特別指定選手になり、強豪プロチームに合流。普通の高校生とは別次元の道を歩んでいるからこそ、今年のウインターカップでは密着マークされるは必至だ。それでも平良は「空いたら3点シュートを打つ。3点シュートを警戒してきたら、ドライブで決めたい」と話す。富樫英樹監督(61)も「守られても(シュートを)入れてほしい」と高いレベルのプレーを要求をしていた。
第1Q残り6分41秒に、先発PFのフリッシュ・ニコラス聖(3年)が古傷の右膝を痛め、リタイアした。緊急事態にもチームの勢いは止まらなかった。目指すのはウインターカップV2。「しっかりガンガン(点を)取りたい。30点近く取っていきたい」。平良は今年の冬のコートでも旋風を巻き起こす決意を示した。【涌井幹雄】
○…女子の開式国際で6本の3点シュートを決めたのは曽根妃芽香(3年)だった。1年時からスタメンを張る経験豊富なPG。「以前は『入らなかったらどうしよう』と弱気になっていたけれど、今は思い切り打っている」とボールを運び、25得点した。痛めている腰にはコルセットとテーピングを施しながら、信条の「笑顔」でチームを鼓舞。「1年生の時は先輩に引っ張ってもらったけれど、3年になった今は引っ張る存在」と言う。西村渉監督(62)は「相当(腰は)痛いと思うが…」とエースを気遣っていた。


