男子日本代表のSC軽井沢クラブが米国を9-6で下し、銅メダルを獲得した。1年前の前回大会は4位となり、あと1歩で表彰台入りを逃したが、その雪辱を果たした。

今季はラストストーンドロー(LSD)の精度を高め、第1エンド(E)で有利な後攻を獲得することを課題に据える中、この日も後攻で試合スタート。第1Eで2点を先制すると、先攻の第2Eでも2点をスチールした。

4-2で迎えた第4Eでは1点スチールを許すも、第5Eに2点を奪取。流れを引き渡さなかった。

第2Eでの2点スチールを含めて、計4エンドで2点を奪取。着実に加点し、リードを広げた。

同大会は昨年創設されたばかりで、カナダや韓国などの計8チームが出場。SC軽井沢クラブは1次リーグを6勝1敗の2位で通過すると、準決勝こそ7-8で韓国に敗れたものの、3位決定戦で快勝を収めた。大会前にスキップの柳沢李空が「昨年の4位という結果を上回れるように頑張りたい」と話していた通り、成長の跡を示し、目標としていたメダルを射止めた。

◆ラストストーンドロー(LSD) チームの代表者が時計回りと反時計回りで1投ずつ(計2投)を投じ、円(ハウス)の中心にストーンを近づけたチームが先攻か後攻を決定できる。