ラグビーのリーグワンは各地で第5節最終日が行われた。神戸・ノエスタでは昨季王者の東京ベイが、ニュージーランド代表フッカー、デイン・コールズ(37)の3トライの活躍などで、神戸を38-34で下した。東京BLは三重に40-12で勝利して開幕5連勝。トヨタは今季まだ勝ち星のない花園に47-14で勝利した。
昨季王者の東京ベイが手に汗に握るシーソーゲームの末に、神戸を下した。
前半2分、ニュージーランド代表フッカーのデイン・コールズがゴール前の混戦から先制トライ。同20分にもラインアウトからモールで押し込み、再びコールズがトライを奪った。SH藤原忍のトライもあり、前半を17-7で折り返した。
後半に入ると、神戸が逆襲。7分までに2トライをあげ逆転した。その後はお互いにPGを決め合い、二転三転したが、同19分にデイン・コールズがタックルを受けながらも体を反転させ、この日3つ目のトライ。神戸を突き放した。
それでも、神戸はあきらめない。NO8ティエナン・コストリー、フランカーのサウマキ・アナマキの連続トライで33-34と再逆転。ホームの神戸ファンの興奮は最高潮に達した。
しかし、その4分後、東京ベイCTBリカス・プレトリアスが抜けだし左端にトライ。神戸ファンを沈黙させた。
プレトリアスは「良い気分だ。回りの選手のおかげで取れてうれしい」と笑顔。昨季王者も開幕から1勝3敗と波に乗れていなかっただけに「毎週、臨んだ結果ではなかったが、自分たちがやりたいことに自信を持ち、信頼して結果を残すことができた」と接戦を制したことに満足感をにじませた。
3トライのコールズは「1本目2本目はモールの他の皆が頑張ってくれたから、僕はボールを持ってただけで簡単だった。3本目はスペースが見えたので狙った。体がしんどかったけど頑張ったよ」笑顔を見せた。
フラン・ルディケ・ヘッドコーチも「こういう試合に勝ててグレート。ここ何週間かプレッシャーがかかる中で、結果につながり良い気持ち」。2週間後の次節BR東京戦に向け、「これでシーズンで自分たちがやりたい方向性にまた戻ってこれたと思うので、しっかりと備えたい」と先を見据えた。【阪口孝志】


