【モントリオール=阿部健吾】SP8位の吉田陽菜(18=木下アカデミー)は、フリー130・37点の合計194・93点とした。

6分間練習の前から笑顔だった。

ショートプログラム(SP)で回避したトリプルアクセル(3回転半)は着氷させたものの回転不足。3回転ルッツで転倒するなど得点が伸び悩んだが、初の大舞台で堂々たる演技を披露した。

演技終了後は声をかすれさせながら「出し切れたと思う」と笑顔。

グランプリ(GP)ファイナル銅メダルなど飛躍した今季を振り返り「今シーズンたくさんの経験をさせていただいた。まだまだこれからなので、もっともっとシニアで活躍できるようにしたい」と来季を見据えた。

坂本花織逆転Vで3連覇達成、千葉百音6位、吉田陽菜8位/世界選手権女子詳細