女子5階級が行われ、パリ五輪代表で57キロ級世界女王の桜井つぐみ、62キロ級で昨年の世界選手権2位の元木咲良（ともに育英大助手）は2位だった。決勝で桜井は中国選手に、元木はキルギス選手にそれぞれ敗れた。

非五輪階級の65キロ級の吉武まひろ（長崎県協会）は優勝した。53キロ級の原田渚（育英大）、72キロ級の新倉すみれ（神奈川大）は初戦で敗退した。

◆桜井つぐみの話　自信をもって出せる技がないと勝てない。誰もが研究してくる。これが五輪でなくて良かったと思えるように練習していく。パリでは絶対に優勝したい。

◆元木咲良の話　練習が不足しているということ。自分の持っている武器を磨いて、世界で通用する技にしたい。成長はゆっくりかもしれないが、一歩ずつ段階を踏んで金メダルを取りたい。

◆吉武まひろの話　絶対に優勝するという気持ちだった。多くの人に協力してもらってこの大会に出場できた。心から感謝したい。

（共同）