日本スケート連盟は24日、都内で2023－24年シーズンの表彰祝賀会を行い、フィギュアスケートの坂本花織（24＝シスメックス）、スピードスケートの高木美帆（29＝TOKIOインカラミ）が最優秀選手に相当するJOC（日本オリンピック委員会）杯を受賞したと発表した。

坂本は日本勢初となるフィギュアスケート世界選手権3連覇を果たしたことが評価された。東京運動記者クラブ・スケート分科会が選出する「スケーター・オブ・ザ・イヤー」（最優秀選手）にも選出された。

受賞選手を代表した壇上あいさつでは、感謝の言葉を述べ「今シーズン序盤から掲げていた全日本選手権3連覇、世界選手権3連覇という目標を達成することができ、本当にうれしいシーズンでした。今シーズンは早い段階から調子を上げて試合に挑み、なおかつシーズン最後まで勢いを落とさずにできたことがすごくうれしかった。来季は今年以上にレベルアップして、よかったと思える試合を増やしていきたい。そしてこれからもトップでい続けられるよう自覚を持って行動し、より強いチームジャパンになれるよう頑張ります」などと喜びを語っていた。