アソシエイトコーチから昇格した宇都宮ブレックスのケビン・ブラスウェルヘッドコーチ(HC=45)が20日、栃木県庁内で就任会見を行った。

前日19日から本格的に指導に着手。あらためて「日々の練習から競い合い、高め合っていく環境をつくりたい」とした上で、リーグ開幕節(10月5、6日)であたる千葉ジェッツについて言及した。

「もともと素晴らしい選手たちがいるところに、渡邊(雄太)選手が加わり、ヘッドコーチも変わって、昨シーズンとは全く違ったチームになると思う」

千葉Jのトレヴァー・グリーソン新HCとは、NBL(オーストラリア)時代からの知り合いで、「素晴らしい戦術能力の持ち主」という。千葉Jには昨季、天皇杯準決勝とチャンピオンシップ(CS)のクォーターファイナルで手痛い負けを喫した。今度こそ天皇杯とリーグCSのダブル優勝を成し遂げたいブレックスの前に、再び千葉Jが立ちはだかって来るのは必至だ。

しかし、ブラスウェルHCは、最大のライバルとリーグ戦でいきなり激突することを歓迎した。

「早い段階で千葉さんと再戦できるというのはうれしいことだし、昨シーズンの悔しさという部分で、選手たちも気持ちが入ると思う。モチベーションを高めるためにも良いカード。楽しみです」

人懐っこい笑顔のなかに、千葉Jへのリベンジと開幕ダッシュへの自信をにじませていた。【沢田啓太郎】