昨夏のパリオリンピック(五輪)代表の成田実生(18=ルネサンス金町)が、“憧れの先輩超え”を果たした。

2分09秒68で優勝。17年1月に当時高1だった池江璃花子がマークした0秒30上回り、高校新記録を樹立した。高校生として臨む最後の大会で結果を残し、「ずっと目標だった。すごくうれしい気持ちでいっぱい」と白い歯をこぼした。

昨年4月から池江が帰国時の練習拠点とするルネサンスの所属になり、ともに練習する機会に恵まれた。「(記録)保持者と一緒に泳ぐ中で『絶対に達成したい』という思いが強くなった。幸せな環境で練習させてもらっています」と感謝した。

その池江からは「抜かされて悔しい」と闘志を燃やされながらも、「おめでとう」とハグで祝福を受けた。「プールの話とかはしないけど、いつも気合が入る言葉をかけてくれる」。23日の400メートル個人メドレーでも「自己ベストはもちろん(4分)34秒は出せるように頑張りたい」と力を込めた。これからも、数々の日本記録を保持する憧れの背中を追いかけていく。

松本信歩(東京ドームスポーツ)が2分10秒61で2位、中3の佐々木珠南(ウイング八戸)が2分11秒80で3位だった。