<大阪国際女子マラソン>◇25日◇大阪・長居陸上競技場発着(42・195キロ)

 前日本記録保持者で29歳の渋井陽子(三井住友海上)が2時間23分42秒で8年ぶり2度目の優勝を飾った。マラソン優勝は2004年のベルリン以来で通算3勝目。

 今大会はことし8月の世界選手権(ベルリン)の代表選考会を兼ねており、日本人トップの渋井は代表に決まった。

 初マラソンの赤羽有紀子(ホクレン)が2時間25分40秒で2位、前々回覇者の原裕美子(京セラ)が2時間26分57秒で3位に入った。

 序盤からスローペースのレースは、渋井と赤羽が30キロすぎに先頭集団を抜け出した。31キロ付近でスパートした渋井が赤羽との差を広げ、独走でゴールした。