<ノルディックスキー:世界選手権>◇第5日◇24日◇イタリア・バルディフィエメ

 新種目のジャンプ混合団体(HS106メートル、K点95メートル)で伊藤有希(北海道・下川商高)伊東大貴(雪印メグミルク)高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)竹内択(北野建設)で臨んだ日本が合計1011・0点で金メダルを獲得した。

 ジャンプ女子個人の高梨の銀に続き、今大会日本勢2個目のメダル。同選手権の日本の金メダルは2009年のリベレツ(チェコ)大会での複合団体以来。高梨はスキーの日本勢最年少の金メダル獲得となった。

 日本は1回目に伊東が100メートル、高梨が101・5メートル、竹内が100・5メートルを飛び首位に立つと、2回目も高梨が106・5メートルの大ジャンプを見せるなど快勝した。

 インタビューに答えた竹内は「いいジャンプができた。チーム一丸となって金メダルが取れた」とコメントした。

 複合団体で渡部善斗(早大)加藤大平(サッポロノルディックク)渡部暁斗(北野建設)湊祐介(東京美装)の日本は、ジャンプと同じ台での前半飛躍でトップに立ち、後半距離(20キロ)でも最後まで表彰台争いに加わったが4位に終わった。フランスが優勝した。

 [2013年2月25日8時56分]日刊スポーツのオススメ