レスリングや柔道などの世界選手権に出場したALSOK所属選手による報告会が1日、名古屋市内で開かれ、レスリング女子55キロ級で11連覇し、五輪3連覇と合わせた前人未到の14大会連続世界一を達成した吉田沙保里は「最初から最後まで全力で攻めて優勝することができた」と充実感を口にした。

 次の目標について、吉田は「12月の全日本選手権に向けて頑張りたい。(2020年東京五輪へ)夢を大きく持って挑戦したい。恋愛はいい人が見つかるように頑張りたい」と笑顔で語った。

 レスリング女子63キロ級で8度目の優勝を飾った伊調馨は「これからまたいいレスリングを目指したい」と話した。柔道女子78キロ超級で銅メダル、同団体で金メダルを獲得した田知本愛は「来年の世界選手権でリベンジしたい」と意気込んだ。