12年ロンドン五輪ボクシング男子バンタム級銅メダリストの清水聡(28=ミキハウス)が3日、都内で復帰会見した。16年リオデジャネイロ五輪に向けて、国際連盟(AIBA)が設立したプロ団体(APB)への参加を初めて自らの口で説明。「20年東京五輪開催決定に携わり、もっとボクシングをやりたい気持ちが芽生えた」とした。同団体のランキング上位はリオ五輪の出場権を得られるため「五輪への一番の近道がAIBAに参加すること」と決断理由を話した。今月下旬に韓国で契約をかわす予定だ。

 3分3回から、APBでは6-8-12回とラウンド数が増えるため、6月の初戦は回避の方向だが「30代前半がピークだと思うので全然、大丈夫」と体力面に自信たっぷり。銅メダルは紛失したままだが「リオで日本人初の2大会連続メダルを」と意気込んだ。明日5日のアジア大会代表選考会に出場する。