開幕戦から優勝候補同士の対決が実現し、後半残り10秒で京産大が逆転勝ちした。21-26と5点差を追う後半39分。ゴール前10メートルのラインアウトから伝統の強力FWが押し込んだ。最後はラックから、フランカーの武田知大(4年、尾道)が飛び込み26-26の同点。FB栢本(かやもと)光(3年、天理)のゴールも決まって、残り10秒で逆転した。

その後、3分のロスタイムで、同大の猛攻撃をしのぎ、関西のライバルから勝利した。98年度以来、20季ぶりの関西リーグ制覇へ、京産大が最高のスタートを切った。

立命大は38-19で近大に勝った。