今月7日に閉幕した全国高校ラグビー大会で初の全国制覇を果たした大阪桐蔭が15日、地元の大東市役所を表敬訪問した。

東坂浩一市長(55)が「前へ前へ、低く低く出ていくディフェンスに感動しました。大東市民12万人を代表してお礼申し上げます」と全国の頂点に立った選手たちをたたえた。市長の祝福に綾部正史監督(43)は「皆さんに1番いい報告ができてうれしい。来年も連覇の報告ができるように精進していきます」と決意を語った。綾部監督はその後の市議会議員との懇談の際に「今回が98回大会ということで3連覇して100回大会でも優勝してほしい」とお願いされると「今は連覇のことしか考えていないので…」とまさかの質問にたじたじの様子だった。

新チームはすでに始動。同大会まで主将を務めた松山千大(3年)は「新主将はまだ決まっていないが、花園では2年生も活躍してくれた。必ず連覇をやってくれる」と後輩たちに期待していた。