スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズが20-28でブルーズ(ニュージーランド)に敗れて、2連勝はお預けとなった。

今季初先発となったSO松田力也(24=パナソニック)が、存在感を見せた。前半4分に正確なキックでPGを成功させると、同12分にもPGを決めて6点のリード。同30分には自らトライを挙げて、ゴールキックも成功させると、前半のチーム全得点となる13点を1人で挙げた。しかし、ホームで今季初勝利を狙うブルーズに意地を見せられて、前半を13-15で終えた。

2点差を追いかけて始まった後半だったが、ブルーズに同8分、18分に立て続けにトライを許して点差をつけられた。サンウルブズは、同16分にFBマシレワ、同34分にフッカーのベラが故意の反則でシンビン(10分間の一時退場)を受けるなど、統率がとれなかった。

16日はホームの東京・秩父宮ラグビー場で、レッズ(オーストラリア)と対戦する。