ラグビーW杯で初の8強を狙う日本代表(世界ランク8位)が8日、1次リーグ最終戦となる同9位のスコットランド戦(13日、日産スタジアム)に向け、都内で調整した。

フランカーのリーチ・マイケル主将(31=東芝)は上昇機運を高めるため、東京・丸の内に設置されている自身の像を来年1月にも母校・札幌山の手高の佐藤幹夫監督(58)に贈ることを決めた。かつて恩師と交わした約束を自ら果たす。

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主な日本の像 

▼クラーク博士 「少年よ、大志を抱け」の言葉で有名な北海道開拓の父、ウィリアム・スミス・クラーク博士の銅像が「さっぽろ羊ケ丘展望台」にある。1976年(昭51)に建てられ、観光名所としても人気。

▼忠犬ハチ公 飼い主の帰りを待ち続けた秋田犬「ハチ」の銅像が、1934年(昭9)年に渋谷駅に設置された。渋谷の待ち合わせ場所のシンボル。

▼西郷隆盛 上野公園の入り口に、浴衣姿で愛犬を連れた姿の銅像が設置されている。上野の観光名所としても有名で、死後21年が経過した1898年(明31)に除幕式が行われた。

◆サザエさん 東京・世田谷区の桜新町駅周辺、サザエさん通りの交番前に、「サザエさん」一家の銅像が設置されている。生誕65年を祝おうと地元商店街で機運が高まり、12年3月に完成。サザエ、マスオ、タラ、波平など、12体が置かれている。

◆奈良・東大寺の大仏 聖武天皇の発願で752年(天平勝宝4)に完成。座高1498センチ、顔の長さ533センチの大きさを誇る。