16連覇を狙う新潟工は開志国際を38-0で破った。決勝は11月3日、新潟市陸上競技場で行われる。

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新潟工は開志国際のプレスの前に苦戦した。前半は14分まで無得点でトライは2本。「相手にのまれて、やりたいことができなかった」。2年生で主将のNO8稲村心は反省した。

後半は「スクラム、ラインアウトで相手の嫌がるプレーをしようと思った」(稲村)と立て直して4トライ。樋口猛監督(47)は「開志国際さんは素晴らしいチーム。苦しい試合をしたのはいい経験」と16連覇の懸かる決勝へ奮起を促した。