大相撲の横綱白鵬(25=宮城野)が、2連敗中の稀勢の里(24)の元に出稽古する計画を明かした。春場所(3月13日初日、大阪府立体育会館)に向けて1月31日、都内の部屋で約1週間ぶりに再開した稽古後に「鳴戸部屋に行こうと思っている。鳴戸親方(元横綱隆の里)も『いいよ』と言ってくださった」と明言。前日30日に幕内光龍の結婚披露宴で同席した際に直訴したという。稀勢の里には昨年11月の九州場所で63連勝、1月の初場所は23連勝で止められた。朝青龍と並ぶ史上最多7連覇に向け、2月28日の番付発表後にも苦手意識克服へ動きだす。