<水泳世界選手権>◇第12日◇31日◇バルセロナ◇男子100メートル自由形準決勝

 男子100メートル自由形の塩浦慎理(21=中大)が、準決勝で敗退した。48秒51と自己新記録を更新したが全体10位で、世界選手権で日本人初の決勝進出はならなかった。予選は日本記録に100分の3秒迫る48秒52の好タイムで4位通過。日本人初の快挙が期待されたが、世界の壁は高かった。「前半は思った通りだったが、最後の15メートルで失速した」と悔やんだ。残りは最終日の400メートルメドレーリレー。「金メダルを取れるように頑張る」と頂点を見据えた。