<卓球:世界選手権>◇4日◇男子ダブルス準決勝◇横浜アリーナ

 水谷隼(19=明大)岸川聖也(21=スヴェンソン)組の銅メダルが確定した。第2シードの馬龍、許■組(中国)と対戦し、0-4(6-11、8-11、3-11、5-11)のストレート負けを喫した。

 得意のラリー戦に持ち込んでも、相手からはさらに強いスマッシュが返ってきて失点した。水谷は「何をしても相手が1枚も2枚も上手(うわて)だった。自分たちも悪くなかったんですが」と完敗を認めた。第2ゲームは、一時は7-3と4点のリードを奪ったが、そこから逆転を許してしまった。

 メダルとともに「打倒中国」が日本の、そして水谷、岸川組の目標だった。しかし高い壁に跳ね返された。「もう1度最初から研究して、努力していきたい」と水谷。銅メダルという勲章を誇りに、次の世界選手権、さらにはロンドン五輪へのスタートを切る。※■は日へんに折のつくり