都市対抗出場30度を誇る社会人野球の名門、日立製作所が10日、悲願の同大会初優勝を目指して「座禅トレ」に挑戦した。横浜市鶴見区の「曹洞宗

 大本山総持寺」に9日から泊まり込み、掃除や座禅で精神修行。社会人野球界では異例となる初の試みに、総勢36人が参加した。鈴木信人監督(44)は「都市対抗や日本選手権でベスト8の壁が破れていない。新しいことをやろうと思った。選手は期するものがあった。『何か』をつかんでくれたら」と期待した。