レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が今季2勝目を挙げた前日23日のロイヤルズ戦で、まさかのハプニングが起きていた。ダルビッシュは本拠地で8回2失点と好投し勝利投手となったが、試合中に自身が投じた球が、観戦していた次男に当たったという。レスリング元世界女王の聖子夫人が「パパの投げたボールがファウルボールとして飛んできてまさかの次男に当たってました」と自身のツイッターで報告した。幸いにも「たんこぶ程度にすんで良かったです」と大事には至らなかったようで「いっぱい救護の人来たりお土産いっぱいいただきました(原文まま)」と周囲に感謝していた。

 ダルビッシュは、前日の登板で15年の右肘手術後最多の8回と113球を投げた。自身のブログでそのことに触れ「家に帰ってからは次の日が怖かったです(笑)」と肘の状態を懸念していたが「起きて何もなく安心しました」と、影響はなかったと伝えた。球団公式サイトなどによれば、次回登板は中5日で29日の本拠地エンゼルス戦が濃厚。バニスター監督が「1日多めに休養を与えたい」と話したという。