広島に在籍した2年間で26勝(17敗)を挙げ、今季から米大リーグに復帰したレンジャーズのコルビー・ルイス投手(30)が上々のスタートを切っている。23日現在、3試合に先発し2勝で防御率3・12。今でも毎日、お米を食べているというルイスに聞いた。

 -好調な滑り出し

 ルイス

 日本で好成績を残した時と同じように、しっかりと準備をして試合に臨んでいる。四球がちょっと多いが、こっちのストライクゾーンにも慣れた。

 -その秘訣(ひけつ)は

 ルイス

 自信を得たことが成績につながっていると思う。落ち着いて、一球一球に集中し、決して投げ急がない。必要ならば、自分から投球間隔を長くするというテクニックを日本で覚えた。

 -日本との違いを再認識した点は

 ルイス

 選手の体格が違うね。ホームランを打つ可能性のある打者の数が違う。日本ならチームに4、5人だけど、こっちは8人が打てるという感じ。

 -ファンの違いは

 ルイス

 日本のファンは勝っても負けても一生懸命にチームを応援する。大リーグはチームが勝たないと許してくれない。いいプレーをしないとすぐブーイングの嵐になる。

 -今季の目標は

 ルイス

 とにかく先発ローテーションを守ること。日本なら勝ち星の数をいうのかもしれないけど、先発を続ければ、シーズン終了時点には成績はついてくるはず。