【フォートローラーデール(米フロリダ州)20日(日本時間21日)=小島信行】左太もも裏を痛めていたオリオールズ上原浩治投手(33)が、ブルペンでのピッチング練習を再開した。まだ軽めの投球だが、クレイニッツ投手コーチの見守る中、捕手を座らせてストレート、フォークボール、スライダーを予定通り50球投げた。

 2日ぶりに晴れ上がったグラウンドだった。「雨っていうのは、気分もよくならないからね」とブルペンとはいえ、久しぶりのマウンドへ。慎重に足場を慣らし、最初は患部を気にするようにこわごわと投げていたが、徐々にペースアップしていった。「球数は自分で決めました。患部?

 まだ5割程度の力でしか投げていないし、分からないですよ」と話すものの、表情は明るかった。

 翌日の体の状態を確かめ、22日にもフリー打撃に登板する予定。トレンブリー監督も「実際に見てないが、いい報告を受けた。彼の復帰は素晴らしいことだ」とコメント。間近で見ていたクレイニッツ投手コーチも、9日にケガして以来の投球に「ストライクがどんどん入るね」と称賛。復活の第1歩となったこの日は、長男一真君の3歳の誕生日で、上原にとってはダブルの吉日。順調にいけば、24日のナショナルズ戦から実戦復帰できる。