ゴジラがパパになる!

 元レイズの松井秀喜外野手(38)と08年に結婚した夫人(名前は非公表)との間に来年、第1子が誕生する予定であることが27日、関係者の話で分かった。

 松井はプロ入り後は例年、年末ごろに地元石川に帰省するのが恒例行事だった。両親の元に滞在し、母校星稜高の恩師、山下智茂総監督に本を贈られるなど旧交を温めたりしていた。父昌雄さんは「12月初めに『お正月は帰れない』と連絡があった。プロへ行ってから初めてのことですが、向こうでゆっくりすればいいですよ」と松井が米国で年を越すことを明かした。安定期に入り、出産を控えている夫人に配慮するためだと思われる。

 松井は10年1月のイベントでファンに「赤ちゃんが生まれたら野球をやらせますか」という質問に「本人がやりたいと言ったら、やって欲しい。僕は野球というスポーツからいろんなことを学んだので。野球ならいろいろ指導することができますし、やってくれたらうれしいでしょうね」と、ささやかな夢を語っていた。現役引退後の旅立ちを新たな命が出迎えている。