ソフトバンク工藤公康監督(51)が内川聖一内野手(32)を主将に指名したことを24日、明かした。練習に打ち込む姿勢を高く評価。開幕4番も決定しており、グラウンド内外で精神的支柱になることを期待した。さらに本多雄一内野手(30)を副主将に指名。選手会長の松田宣浩内野手(31)との「トロイカ体制」にチームの結束強化を託した。
ヤフオクドームでの全体練習を前に、円陣が組まれた。チームをけん引する3人が並ぶ。内川新主将、本多副主将に選手会長の松田。チームの結束がなければ、戦力が充実しても勝てないのがプロの世界だ。指揮官が開幕直前に「スパイス」を注入した。
工藤監督 キャンプ、オープン戦を見て、常に一生懸命やっている。野球に打ち込む姿勢。久しぶりに内野にもチャレンジしてくれている。彼が一番適任だ。チームを引っ張ってほしい。
日本代表の小久保監督が現役を引退した12年以降、主将は不在。日本一連覇を実現すべく、内川にまとめ役を託した。本多も遊撃の新境地に挑戦している。松田も合わせ、レギュラーながら誰よりも練習に励む3人がチームの模範になることを期待した。
工藤監督 ベンチにお伺いを立てるのではなく、自分たちで考えて、こうしようとやってもいい。3人で引っ張ってほしい。大事なことを選手自身が集まって話して、解決したほうがチームも盛り上がる。
指揮官の意図を内川は理解している。求められるのは、選手の自立だ。
内川 逃げ道はなくなった。自分で責任を取らないと。受け流すのが許されない立場になった。(監督は)「選手が考えてやることを監督、コーチがサポートするのが理想」と言っていた。チーム全体に伝えていかないと。
常勝軍団を維持するためには、高い組織力も必要。新主将をその象徴に、工藤ホークスが日本一連覇へ準備を整えた。【田口真一郎】



