広島の野間峻祥(22)が「7番右翼」で先発出場し、今季3度目のマルチ安打を記録した。

 3回に中前打を放つと、7回には中日セットアッパー浅尾のフォークを左前にはじき返した。この日2本目の安打で出塁した野間は、三塁進塁後、同点のホームを踏んだ。

 しかし1点を追う延長11回。2死二、三塁の一打逆転の好機では、空振り三振に取られ最後の打者となった。2日DeNA戦以来のマルチ安打にも「最後、打たないと…。負けたら意味がない」と悔しさをあらわにした。