DeNA黒羽根利規捕手(27)が29打席ぶりの安打を放った。

 8回の守備から途中出場し、1点を勝ち越した9回2死三塁から、右中間への適時二塁打。初球の外角スライダーを逆らわずにはじき返した一打に、「大村(打撃)コーチから『初球から、3球三振するくらいの気持ちでいけ』と言われて、楽な気持ちで打席に入れました。(9回裏を)1点差でいくのと2点差あるのでは、全然違うので、打ててよかった」と、安堵(あんど)の表情をみせた。

 スタメンマスクから遠のいているだけに、最後は「これを続けていけるように頑張ります」と、引き締めていた。