次期侍ジャパンは若い力に注目だ。11月に日本と台湾で世界のトップ12カ国・地域が集まり開催される、第1回WBSCプレミア12の大会日程が22日、都内で発表された。

 9月上旬に大会の1次登録の45選手、10月上旬に最終登録の28選手が発表される予定。日本代表は7月中旬に「ロースター制度」を新設し、同大会に出場する候補選手を登録選手として発表する。

 都内で会見した小久保裕紀監督(43)は期待する選手として2人を指名した。「成長したのは柳田。ファンを引きつけるプレーヤーになった。フルスイングでいえばDHとライトを守った西武の森。若手でもしっかりと振れる。注目です」と候補選手としてソフトバンク柳田、西武森のフルスイングコンビを挙げた。

 もう1人。大リーグから広島に戻った黒田に言及した。選ばれる可能性について質問が出ると破顔した。「そっちからはっきりと名前が出ましたね。可能性ということでいえば、あります。本人と話します」と明言した。チーム編成のポイントにベテランと若手の融合がある。「強いチームはベテラン、中堅、若手のバランスがいい。代表チームもバランスのいい人選をしたい」と説明した。フルスイグとおとこ気ジャパン。まさにドリームチームだ。【矢後洋一】