阪神門別啓人投手(19)が、今季初先発でプロ初黒星を喫した。

巨人戦では初めての先発で、いきなり“洗礼”を浴びた。初回から2死一、二塁を背負うと、プロ18年目の5番坂本に先制の左前適時打を浴びた。この一打を皮切りに、長野、小林、門脇にも連打を浴びて4失点。2回には4番岡本和にも左翼への2ランを被弾。3回6失点で降板した。

「長嶋茂雄DAY」と銘打たれたメモリアルな一戦。団結し、勢いづいた巨人打線を止めることができなかった。球数は75球に到達。「初回の4点までで粘っていかなければいけないと思い投げていましたが、重ねて失点を許し、チームや中継ぎのみなさんに負担をかけてしまいました」と悔やんだ。

打線は大山悠輔内野手(29)に今季チーム初、自身は2シーズンぶりとなる1試合2本塁打が飛び出した。中野拓夢内野手(27)にもソロアーチが出るなど、反攻の姿勢は見せたが、メモリアルデーの巨人に及ばなかった。

これで2位巨人と2ゲーム差となった。

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