セ・リーグは全チームが勝率5割以下となった。1996年に開幕2戦目を終えて全チームが1勝1敗で並んだ例はあるが、開幕から70試合ほどが経過した時点では極めて異例だ。

 交流戦でセが44勝61敗3分けとパ・リーグに大きく負け越したことが、この珍しい出来事を引き起こした。首位から最下位まで2・5ゲーム差と、混戦に拍車が掛かっている。