広島ジョンソンがハーラートップに並ぶ9勝目を挙げた。

 1回は味方のエラーと四球で1死一、二塁のピンチを招いた。しかし畠山を二飛、続く雄平は三邪飛に打ち取った。「リードしてもらって、自分の投球に集中することができた」と序盤の大量援護もあり、尻上がりに調子を上げると、4回まで無安打。5回以降も危なげない投球で8回まで2安打無失点に抑えた。

 8月1日DeNA戦の6回から連続無失点を16イニングに伸ばし、防御率は1・96となった。「連敗を止めるつもりでチームに勝ちがつけるために臨んだ。これで連勝街道に乗れると思う」。来日1年目左腕は、大事なシーズン終盤でも変わらぬ安定感でチームを支える。