巨人ドラフト1位ルーキーの岡本和真内野手(19)が、1軍初昇格を果たした。試合前のミーティングで「奈良県から来ました、ジョニー・デップです」と自己紹介し、先輩を笑わせた。

 2軍では69試合に出場し、打率2割5分8厘、1本塁打、16打点。なかなか勝ちきれない1軍打線の起爆剤としての期待から昇格が決まった。出番こそなかったが、ベンチで1軍の雰囲気を味わった。「何をして良いか分からなかった。目の前に、テレビで見ていた世界があった。不思議だった」と初日を振り返った。岡本の昇格理由について原監督は「チーム最善策です」と話した。