中5日で臨んだ西武のエース岸孝之投手(30)が1発に泣いた。

 3回まで完全投球も4回にウィーラーにチェンジアップを拾われ、2ラン。「則本は見てて良かったので一番やっちゃいけない形だった」。抜群の出来だった相手エースに7回3安打11三振に抑えられ、継投の前に15三振を築いた。自力CSが消滅し、田辺徳雄監督(49)は「消えた、ついたは関係ない。うちは勝ちにいかないといけない立場」と前を向いた。