富士大・多和田真三郎投手(中部商)は西武が単独1位指名した。

 重心の低い独特のフォームから最速151キロの速球を投げ込む。北東北リーグで通算32勝をマーク。5月に右肩腱板(けんばん)炎症となった影響で、今秋リーグ戦は登板しなかったが、高い評価は揺るがなかった。

 ◆多和田真三郎(たわた・しんさぶろう)1993年(平5)4月13日、沖縄県中城村生まれ。中部商では1年秋からベンチ入りし、3年夏の沖縄大会準優勝。富士大では1年春からリーグ戦に登板し、通算32勝8敗。1年秋の神宮大会・国際武道大戦でノーヒットノーランを達成。182センチ、82キロ。右投げ右打ち。